日本人にありがち?
どうして英文を正しく読んでいるのに、上手に聞こえないのか?
英語が流暢に聞こえる方法とは?
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こんにちは。 英語コーチの 奥村きょうこです。
はじめましての方は、こちら(プロフィール)をご覧くださいね
先日、TOEFLiBTを受けてきました。
(TOEFLは、TOEICに似ていますが、目的が限られています。英語圏の国の、主に大学で勉強するために必要な英語力を証明するものです。内容がアカデミックになっていて、読み・書き・スピーキング・リスニングの4技能をテストされます。)
スピーキングテストは、問題がイヤホンで流れ、回答をマイクに向かって話します。
テストを受ける直前に、受験者の音声を録音して登録します。
その録音する内容は、指定されている英文です。
その英文は、事前にメールでも届いたし、会場で印刷したものも渡されました。
待合室で、その録音をするのですが、それが、他の受験者の前でやるのです。
つまり、英文を皆の前で読み上げるのです。
なんか、TOEFL受ける人って、みんな英語そこそこデキる人ばかりだし、
そんな人たちに聞かれるのって、ちょっと恥ずかしいなぁ、なんて思ってしまいました。
恥ずかしいからと言って、小さめの声で読むと、
「録音できません。もっとはっきり、大きい声で」
なんて係の方に言われます。。
なので、みなさん大きい声で読みます。
他の受験者の方の音読を聞いていて、気づいたことがありました。
当然、皆さん正しく読み上げるのですが、上手に聞こえる人と、そうじゃない人がいる。
上手に聞こえない人の読み方の特徴は何でしょうか?
発音でしょうか?いや、もっと大きい問題です。
それはズバリ、
① 英単語一語一語を丁寧に読んでいる
→ ブツブツ切れて聞こえる。
② 息継ぎをするタイミングが間違っている
→ しっかりと”間”をとるべきときに、それがない。なめらかに読むべきところで、なめらかでない。
こういった理由で、意味が分かりにくいんです。
”何言っているのか、意味が全然わからない”状態です。
読んでいる英文はカンペキな文章なのに、です!!
もったいないと思いませんか。
私はもったいないと思います。
では、どうすればいいのか?
英文を読むとき、または、英語で話す時、「意味上の区切り」に意識する必要があります。
区切りは、途中で息継ぎをすることなく、ひと息で読みます。しかも、なめらかに。
そのために、区切り内の単語と単語の間には、”間”をとらないこと。
逆に、区切りが来たら、しっかり”間”をとること。息継ぎはその時です。
例えば、
I am the person who will take the test today and whose name appears on the check-in screen.
上記の文章(当日実際に読んだ文章の一部です)を、聞く側が意味を理解しやすいようにするには、下記のようにスラッシュ(/)で区切った「意味上の区切り」を意識します。そうすると、おのずと”英語が上手く”聞こえます。
I am the person / who will take the test today // and whose name appears / on the check-in screen.
各区切りは、下記の意味の区切りでもあります。
① 私はその人物です
② そのテストを本日受ける人物
③ 名前は表示されています
④ チェックインスクリーン上に
スラッシュが2本引いてある部分で息継ぎをすると尚、良いです
(ふたつの文の区切りなので)
英文は合っているのに、伝わらないなんて、もったいない
区切りを意識して、伝わる英語を目指しましょう
さぁ、春はすぐそこ!
今春こそ、英語をなんとかしたいあなた。
世界を変えてみませんか?
セルフ価値を高めるツール、それこそ、英語力です。
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