英語コーチ 奥村きょうこです。
皆さんは、英字新聞やネット上の英語の記事を読むことはありますか?
たくさん読むこと(多読)は、リーディングのスピードアップやボキャブラリーアップにつながるので、おすすめです。
(参考にしてください^^→https://ameblo.jp/eigocoachkyoko/entry-12375562666.html )
さて、今日の英語表現は、
the Great Recession
これ、よく出てきて、なかなかのキーワードになることが多いんですが、
great は 「偉大な、(規模など)が大きい」
recession は 「不況」
なので、なんとなく、大きな不況のことかな、まだまだ景気良くないしな~なんて サラーッ とスルーしてしまいそうですよね。
でも the Great Recession は、大文字から始まっています。これにはちゃんと意味があって、固有名詞に相当するということです。
過去10年あまりで起きた 世界的経済インパクト といえば、そうです、リーマンショックのことです。
the Lehman Shock をネット検索すると、例文がたくさん出てきますが、殆どが日本の経済産業省が作成した資料からの引用です。つまり、日本人が日本人のためにつけたニックネームだといえるのでは。
日本語はなぜか、ニックネームを付けるのが好きみたいです。
the oil crisis (いわゆる、1970年代のオイルショックのこと)は、日本語で「ニクソンショック」と言われることもあるそうです。これも日本人がつけたニックネームです。
ちなみに、1929年アメリカ株大下落により引き起こされた 世界大恐慌 は、
the Great Depression です。
今日は経済のお話でした。